その後も続く秘密の逢瀬──身体が、心が、彼を求めていた

その後も続く秘密の逢瀬──身体が、心が、彼を求めていた

密会を重ねる人妻と年下の後輩。誰にも言えない逢瀬は、やがて夫に知られ──。 罪と快楽の狭間で、彼女が選んだのは、“女”としての自分だった。

身体が、心が、彼を求めていた


一度、彼と一線を越えてしまった夜から──
もう私は、“もとには戻れなかった”。


夫の前では、いつも通りの顔で振る舞う。
でも、スマホに高橋くんから「今夜、会えますか?」の通知が届くだけで、下着の奥がじんわりと熱を持った。


こんな身体じゃなかった。
こんなふうに、欲望に従う女じゃなかった。


けれど、
彼と会うたび、触れ合うたびに、
私の奥に眠っていた“本能”が目を覚ましていった。


密会は、週に一度。


会社から10分ほど離れたビジネスホテル。
エレベーターの中、彼は無言で私の腰に手をまわす。


部屋に入った瞬間、
キスは、挨拶でも優しさでもない。
獣みたいな渇きと、癒しの入り混じった“欲望そのもの”。


「今日、俺のこと……考えてました?」


耳元で囁かれるだけで、足が震える。


彼の指が、スカートの上からゆっくりと私を撫でる。


「……考えてた。ずっと……触れてほしくて……、気がおかしくなりそうだった」


吐息まじりの声は、私の理性を焼き尽くす。


ベッドの上、心も身体も溶かされていく。


シャツのボタンが外され、ランジェリー越しに愛撫される。


高橋くんの口づけは、繊細で、執拗で、
「愛してる」なんて言葉よりも深く、私の奥に入ってくる。


胸を揉まれ、舌で転がされ、
背中を撫でられながら腰を抱かれる。


「滝沢さんのここ、またこんなに濡れて……」


彼の指がゆっくりと秘部をなぞると、
私はつい声を漏らしてしまう。


「やっ……そこ、だめ……っ、でも、気持ちよくて……っ」


そのあとはもう、言葉にならなかった。


ホテルのベッドの上で、
私は完全に“高橋くんのもの”になっていた。


「夫にバレかける危機」──罪と快楽の狭間で、私は選ばされる


それは、突然だった。


ある夜、帰宅すると、夫が私のスマホを手にしていた。


「……高橋って誰?」


画面には、開きっぱなしのトーク履歴。


──やばい。
心臓が跳ねる。


「会社の……後輩よ」


「“今日はたくさん触れてくれてありがとう”って送ってあるけど?
……これ、仕事の話か?」


夫の声は、感情を抑えたように冷たかった。


私は一瞬、何も言えなかった。
罪悪感が、全身を締めつける。


でも、同時に……身体の奥に残る、彼の感触が、熱が、忘れられなかった。


夫と、彼の間で揺れる夜


寝室で、夫に背を向けながら、
私は震える手で毛布を握っていた。


「ちゃんと話せよ。何があった?」


私の中の何かが、壊れかけていた。


「……ごめんなさい。
本当に、あなたを裏切るつもりじゃなかった……
でも、気づいたら……私……」


涙が頬を伝う。
でも、その涙が**“彼”への想いを消してくれるわけじゃなかった。**


翌日──彼と再会したホテルで


「昨日、夫にスマホ見られたの……」


言葉にすると、やっと現実になる。


高橋くんは、しばらく黙っていた。


「……じゃあ、もう会えないですか?」


その声に、胸が締めつけられた。


私は、首を振った。


「……違うの。
こんなにダメだってわかってるのに、
私、今……高橋くんがいないと生きていけないの」


涙混じりに伝えた瞬間、彼は私を強く抱きしめた。


「俺が全部、背負います。だから……もう、逃げないでください」


再び交わる身体──罪の上で、求め合う


その夜、私たちはまた、身体を重ねた。


涙を拭うように、
彼の舌が私の首筋をなぞる。


「綺麗です……滝沢さん、全部」


言葉の一つひとつが、
夫から得られなかった**“女としての承認”**だった。


腰を抱かれ、膝を割られ、
深く深く、彼が私の中に入ってくる。


「もう……戻れないよ……私……」
「戻らなくていい。ずっと一緒にいましょう」


快楽と罪。
欲望と覚悟。


すべてが混ざり合い、
ベッドの上で、私は完全に堕ちていった。


エピローグ:選ぶしかなかった


その後、夫との距離は確実に冷えていった。


そしてある日、私は自分から口を開いた。


「……別れましょう。あなたを傷つけたくない」


本当は──傷つけたのは、もう手遅れだった。
でも、彼を裏切った罪を背負ってでも、
私は“愛された実感”を選びたかった。


彼の腕の中で、
私は初めて、自分を“女”として許すことができたから。